ダウンロード (6)

注意すべき副詞

(4)
still
stillもyetと同じように日本語では「まだ」とよく訳されます。しかし、yetがふつうnot yet(まだ~しない)の形で否定文で用いられるのに対し、stillは以前からの状態が「まだ、依然として」続いているという意味で、肯定文に用いられます。
We can still remember the day when the atomic bomb was dropped.
 (原爆が投下された日を今もなお思い起こすことができる)
The matter is still unsettled. (その問題はまだ決着がついていない)
なお、stillは比較級とともに用いて、「ずっと」「一層」の意味も表します。
This car is still better than that one.
 (この車はあちら(の車)よりもずっとすぐれている)

(5)
onceとever
onceとeverはちょうどsomeとanyの関係に似ており、一般にonceは肯定文に用いられ、everは疑問文・否定文および条件や比較を表す文に用いられます。
(a)
once
「かつて」「昔」の意味を持つ副詞で肯定文に用い、文頭、本動詞の前、または文尾に置かれます。
Once there was a giant named Goliath.
 (昔、ゴリアテという名の巨人がいた)
There once lived many people by the river.
 (かつてその川辺には多くの人々が住んでいた)
I was very interested in jazz once.
 (以前私はジャズに大変興味を持っていた)
[注]
onceは、「数詞」のところでも触れたように、「1度」の意味もあります。 この場合には肯定文だけでなく、否定文・条件文にも用いられます。なお、「1度」の意味を表すonceには強勢が置かれます。
I have not seen him ónce.
 (=I have never seen him. 私は彼には一度も会ったことはない)
If we ónce lose sight of him, we shall never see him again.
 (一度彼を見失ったら、二度と姿を見ることはないだろう)
(b)
ever
「いつか」「いままで」の意味を表し、疑問文・否定文のほか条件を表す文でも用いられます。
everはふつう動詞の前に置かれますが、be動詞や助動詞があるときはそのあとに置かれます。
Have you ever been to Europe?
 (あなたは今までにヨーロッパに行かれたことがありますか)
Did you ever see him while you were in Tokyo?
 (在京中彼にお会いになりましたか)
Nothing ever happened in your absence.
 (ご不在中は何事も起きませんでした)
If you ever come this way, don’t forget to drop in.
 (いつかこちらへお出かけの折は、ぜひお立寄りください)
[注]
everは「いつも」「いくらでも」の意味で肯定文や比較を表す文中で用いられることがあります。 また強調語として疑問詞などを強めて「いったい」の意味も表します。
He is better than ever. (彼はいつもより〔調子が〕よい)
He is the greatest poet that ever lived in England.
 (彼は英国の生んだ最大の詩人である)
Thank you ever so much. (ほんとうにどうもありがとう)
Whatever is the matter? (一体全体どうしたのだ)

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