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注意すべき副詞

副詞はその用法や意味が複雑であるということは前にも述べました。たとえば日本語で「~前に」と言っても英語ではago、before、「もう~」もyet、already、「かつて~」もonce、everなど、それぞれ微妙な違いがあります。以下、注意すべきいくつかの副詞を掲げてみましょう。

12-4-1 時・場所を表す副詞

(1)
agoとbefore
agoは現在を基準にして「今から~前」の意味を表し、beforeは過去の一時点を基準にして「(過去の)その時より~前」の意味を表します。
Three weeks ago I visited Mexico. Two weeks before (that) I had seen an exhibition of Mexican photographs in Tokyo.
 (3週間前に私はメキシコを訪問した。(その)2週間前に東京でメキシコの写真展をみていたからである)
[注]
beforeは単独に、「今までに」「以前」の意味で動詞の過去形や現在完了形、過去完了形とともに用いることもできます。
I met some people from Mexico before. (以前何人かメキシコ人に会った)
I have been to Mexico before. (以前メキシコに行ったことがある)
I had not been there before. (それ以前はそこに行ったことはなかった)

(2)
since
sinceはsince then(それ以来)の意味で、過去の一時点からその後の一時点または現在までの出来事などを振り返って述べる言い方で、現在完了形または過去完了形とともに用いられます。
I have〔had〕never consulted the doctor (ever) since (then).
 (私はその時以来医者にかかったことはない〔なかった〕)

(3)
alreadyとyet
alreadyは「もう(~した)」の意味で肯定文に用い、yetは「まだ(~しない)」「もう(~したか)」の意味で否定文・疑問文に用いるのが原則です。
He has already arrived. (彼はもう着きました)
Has he arrived yet? (彼はもう着きましたか)
He has not arrived yet. (彼はまだ着いていません)
[注]
alreadyが疑問文・否定文でも用いられることがあります。その場合は話者の予想に反した驚きを表します。
Has he already arrived? (彼はもう着いたのか〔まだだと思っていたのに〕)
My worry is that he has not already come.
 (〔当然もう来ているはずなのに〕彼がまだ来ないとは心配だ)

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