10092

形容詞の種類

形容詞には性質〔状〕形容詞、数量形容詞、代名形容詞の三種類があります。代名形容詞については「代名詞」の項で、個々の代名詞の用法に関連してすでに述べましたので、ここではとくに性質〔状〕形容詞と数量形容詞について述べ、さらに広義では数量形容詞の一部と考えられる数詞についても別項目で触れてみます。

(1)
性質〔状〕形容詞
性質〔状〕形容詞は、a kind lady(親切な婦人)、a silent night(静かな夜)などのkind、silentのように性質や状態を表す形容詞ですが、これにはもともと形容詞であるもののほか、名詞や動詞から転じたものもあります。
(a)
形容詞本来のもの ―― 形容詞の大部分を占め、性質や状態を表します。
good、bad、kind、honest(正直な)、brave(勇敢な)、big、small、round(まるい)、square(四角な)など
(b)
名詞から転じたもの
1. そのままの形のもの
a steam engine(蒸気機関)、a family name(姓)、
a farewell party(送別会)
2. 派生して形の一部が変わったもの
Japanese(<Japan)(日本〔人、語〕の)
a wooden(<wood)house(木造家屋)
a beautiful(<beauty)sunrise(美しい日の出)
national(<nation)holidays(国民の祝祭日)
(c)
動詞から転じたもの
1. 現在分詞形のもの
an interesting story (おもしろい話)  the following day (次の日)
2. 過去分詞形のもの
a printed book (印刷された本)  a wounded soldier (負傷兵)
3. 動名詞形のもの(「~するための」)
a sleeping car (眠るための車 → 寝台車)  a smoking room (喫煙室)
4. 上記以外の接尾辞をそえたもの
a bearable(<bear)trial (耐えることのできる試練)
countless(<count)examples (無数の例)
[注]
これらのほか副詞がそのまま形容詞として用いられたり、複合語が形容詞として用いられる場合もあります。
1) 副詞の転用
an up〔down〕train (上り〔下り〕列車)、  a through ticket (通し切符)
2) 複合語
a half-boiled egg (半熟の卵)
a never-ending story (いつ終わるともわからない話)

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です